INNER PEACE

Journal

肌触りや機能性は織りで変わる タオル生地の種類と特徴

2020-10-20

普段何気なく使っているタオルですが、素材や織り方、用途や大きさもさまざま。
この違いによって、肌触りや機能性も変わってきます。
今回は、タオルに使われる生地の種類についてご紹介します。
それぞれの特徴を知って、使う場面や好みに合ったタオルを見つけてみてください!

 

パイル


糸を一本一本ループ状にして織り込んだものを「パイル」と言います。
タオルの中で最もポピュラーな織り方で、どのご家庭にも必ずあるはずです。
インナーピースのタオルも、この「パイル」で織られています。
ループ状になっていることで生地にボリュームが出て、ふんわりとした肌触りになるほかに、
肌に触れる部分の表面積が広いので、高い吸水性・保温性を発揮します。

 

一般的なタオルは、綿を撚(よ)って糸にしたものを使用しています。
撚りをかけることで、糸の耐久性を高め、洗濯を繰り返しても長持ちするタオルになるのです。
そのため、撚りが強いほど、しっかりとしたコシがあり、撚りが甘いほどふんわり柔らかくなります。
また、パイルが長いほどふかふかしてボリュームがあり、短いほど硬く丈夫な仕上がりになります。

 

中には、糸に撚りをかけずに織り上げた「無撚糸(むねんし)」を使ったタオルもあります。
もともと撚った糸に、水溶性の糸を逆方向に巻きつけることで撚りを戻していき、
最後に水溶性の糸を洗い落とすことで、無撚糸が出来上がります。
繊維の間に空気をたくさん含んでいるため、綿そのもののようなふわふわ感を実現し、吸水性も格段にアップします。
ただ撚りをかけていない分、へたりやすく、毛羽落ちしやすい弱点もあります。

 

 

シャーリング


パイルの先端の輪っか部分をカットしたのが「シャーリング」です。
短く切り揃えられた毛足で、すべすべしたなめらかな肌触りが特長。
表面が均一に整うためプリントに適しており、細かいデザインもきれいに表現することができます。
キャラクターグッズやノベルティでよく目にするプリントタオルも、
ほとんどこの「シャーリング」が使われています。

 

 

ジャガード


「ジャガード」は、プリントではなく織りで模様やデザインを表現した生地のこと。
インクを使ったプリントとは違い、色落ちしにくく、立体感のある美しいデザインの表現が可能です。
吸水性や肌触りといったパイルの利点はそのままに、好きなデザインを楽しめるのが持ち味です。
あらかじめ染めてある2色以上の糸を使って、模様を織り上げる「毛違いジャガード織り」と、
糸を上下させて表面の凹凸で柄を表現する「上げ落ちジャガード織り」がタオルによく用いられる手法です。

 

 

ガーゼ


甘撚り(撚る回数が少ない)の糸を粗く平織りし、晒して白く柔らかくした生地が「ガーゼ」です。
とても軽くて柔らかく、通気性や吸水速乾に優れています。しかも洗濯を繰り返しても硬くならず、
むしろ柔らかさが増すので、お子さまや肌が弱い方にも安心して使える素材です。
ガーゼ生地を2重にしたダブルガーゼが一般的ですが、片面をパイルにして、
機能性をアップさせたガーゼタオルもあります。
今年は特に、布マスクを手作りする方が増えたため、ガーゼに注目が集まり、需要が高まりましたよね。

 

 

ワッフル


名前のとおり、お菓子のワッフルのように表面に四角形の凸凹のある織り方です。
この凸凹により、薄くて軽く、速乾性が高いのが特長です。
肌に当たる面積が少ないため、水分を吸ってもタオルがべたつかず、さらっと快適に使えます。
毛羽落ちも少なく、いつも清潔に使いたいふきんなどにぴったりの種類です。

 

 

マイクロファイバー


「マイクロファイバー」は、ナイロンやポリエステルといった極細の合成繊維を加工した素材です。
織りの種類ではありませんが、タオルやふきんなどでよく見かけるようになりました。
一本一本の毛が非常に細いため、毛布のようにふわふわと柔らかく、抜群の吸水性と速乾性を誇ります。
汚れやホコリを吸着しやすいですが、毛の先端が細く尖っているため、
こすると肌や物の表面を傷つけることがあるので注意が必要です。

 

——————

おうちにあるタオルやお店で見かけるタオル、改めてじっくり観察してみてはいかがでしょうか。

▼インナーピースのタオルはこちらから

TOPへ戻る